Take That…My Story 完結編!でもこれからも続きます!
「Wonderland」が発売になり、
Carpoolの映像がUpされ → Take That Carpool Karaoke: UK Red Nose Day Special Edition
Ant&DecのTVShowも見ることができて→ Take That Medley End of the Show Show!
Take Thatファンにとっては、胸がわくわくするような日々が続いています。
Fm yokohama「Radio HITS Radio」も聞いていただけましたか?
短いものでしたが、10年振りの日本に向けてインタビューなので感無量です!
みんな同じ気持ちですよね、今年こそはツアーで来日して欲しいと!!
業界的なことをお伝えすると、ツアーは、海外のツアーエージェントと日本のプロモーターと話し合いを重ねます。日本公演は、必ずオーストラリア、アジア各国をうまくひとつのツアーとしてまとめて初めて実現されます。
さて、今回は新谷裕子さんに訳していただいたインタビューの全貌をここに残すことにします。
【テイク・ザット(03/03/2017)】
Snoopy:お久しぶりです。『ビューティフル・ワールド』のプロモーション来日以来ですから、インタビューするのは10年振りになりますね。覚えていますか?
ゲイリー:そうだよね。
Snoopy:なんでこんなにインタビューできなかったの?
ゲイリー:長い空白が生まれた理由をぜひクリアにしておきたいんだけど、ユニバーサルっていうサイアクなUKのレコード会社が(冗談ぽく)、10年間、僕らを日本に行かせてくれなかったんだよ! だからみんな、悪いのは僕らじゃないからね! でも、近いうちにそっちに行くつもりだから。……ここでそう宣言しちゃったからには、実現させないとまずいね。
Snoopy:まずは25周年おめでとうございます。
ゲイリー:ありがとう。
マーク:クレイジーな話だよね。
Snoopy:デビュー当時のことを懐かしく思い出しますが、25年間を振り返ってどうですか?
ハワード:うん、素晴らしい旅をしてきたよ。25年間も一緒にやってこれたなんて、僕らはものすごくラッキーだったし、今もこれまで以上に楽しんでいるよ。最初の数年間よりも、再結成後のほうがより楽しい。そしていまだにこうして活動を続けていて、ニュー・アルバムも控えているわけだから、本当にハッピーだ。『ワンダーランド』というこのアルバムの仕上がりにも、すごく満足している。だからテイク・ザットの世界では何もかもが順調だよ。
マーク:うん。今、色んなことが起きているんだ。先週ロビーとも一緒に歌ったしね。こっちで放映されているテレビ番組(注:今年1~2月にBBCで放映された『Let It Shine』)でのパフォーマンスに、ロビーが加わったんだ。
Snoopy:そのテレビ番組は見ました。
マーク:その番組で僕らは新しいグループを探していて、ミュージカルの企画を進めている。つまり、アルバムとツアーとミュージカルが今年は控えているっていうわけ。だから本当に、お祝いの1年になりそうだよ。
Snoopy:全部チェックしてますよ。
全員:さすが!
Snoopy:さてアルバムの話になりますが、なぜタイトルを『ワンダーランド』にしたのですか?
マーク:そこには複数の要素が関係しているんだけど、色んな意味で、僕らの生き方に由来しているんじゃないかな。テイク・ザットでの活動を通じて、僕らは世界中を旅して、日本みたいに素晴らしい場所を訪れることができた。そして旅先で触れた、その場所特有のテクスチュアを、自分たちの世界に取り入れてきた。だからアルバムを『ワンダーランド』と命名するのが、しっくり感じられたんだよ。
Snoopy:アルバム・ジャケットを今見ているんですけど、どうしてこうなったのかしら。
マーク:これもやっぱり、今言ったテクスチュアに関係していると思う。今年は僕らがすごくエキサイトしていることがあって、もしかしたら聞いているかもしれないけど、1993年以来初めて、今回はアナログ盤でもアルバムをリリースするんだよ。だから随分久しぶりなんだ。そして、このアルバムのレコーディングの大部分は、ニューヨークにあるエレクトリック・レディ・スタジオで行なった。ここはジミ・ヘンドリックスが所有していたスタジオで、君が行ったことがあるか分からないけど、ジミが名曲の数々を作った場所でもある。そんなわけで、エレクトリック・レディ・スタジオでのレコーディング体験が、ジャケットに影響を与えたんじゃないかと感じているんだ。
Snoopy:1曲目の『ワンダーランド』は今までのテイク・ザットにはなかったサウンドにアプローチしていると思うんですけど、どんな風にできた曲なんでしょう?
ゲイリー:そうだな。『ワンダーランド』では、このグループを構成する全てのパーソナリティを網羅するような曲を、目指していたんだ。そして同時に、音楽的にも僕らの頭の中に広がっている世界を、人々に伝えているようなところがある。その世界には東洋のサウンドも、西洋のサウンドも、あらゆるサウンドが存在していて、それら全てが『ワンダーランド』という1曲に凝縮されているのさ。
Snoopy:3人それぞれ、今の段階でお気に入りの曲を挙げてもらえますか?
マーク:お気に入りの曲? それはいい質問だね。
ゲイリー:みんな1曲ずつ?
マーク:うん。1曲ずつだ。
ゲイリー:僕のお気に入りは『ジャイアンツ』だね。『ジャイアンツ』が大好きなんだ。この曲は、今回のツアーがどんな感じになるのか、人々に予告しているんじゃないかな。なぜってこれらの曲は、こうしてアルバム用にレコーディングしたわけだけど、ライヴでも披露しなくちゃいけない。だから『ジャイアンツ』だね。
ハワード:みんな、ハワードだよ。僕のお気に入りは『イッツ・オール・フォー・ユー』だ。これは美しいバラードで、サウンドも美しいし、ヴォーカルも然り。アルバムをパーフェクトに締め括っているよ。マジカルな曲だね。
マーク:僕はタイトルトラックにしようかな。つまり『ワンダーランド』だね。6週間後……いや、8週間後だったかな、もうすぐ始まるツアーに向けて今まさにリハーサルを行なっているんだけど、リハーサルで得た感触が素晴らしいんだ。本当にいい感じに仕上がってきていて、いい曲だし、ライヴで歌うのを楽しみにしている。だからお気に入りは『ワンダーランド』だね。
Snoopy:ちなみに、私は『アンド・ザ・バンド・プレイズ』が好きなのですが。
全員:へえ!
マーク:『アンド・ザ・バンド・プレイズ』がお気に入りだと言っていた人が、何人かいるよ。素晴らしい曲だよね。あれは、今回のアルバムの中でも最後に書いた曲なんだ。だからかなり遅い段階で生まれたんだけど、間に合って収録できたことを、僕らみんなうれしく思っているよ!
インタビューは4月1日までラジコのタイムフリーでいつでも聞くことができますので、
聞き逃しちゃった方は番組をチェックしてください。
ここまでBlogを読んでいただき、ありがとうございました。このTakeThat….My Storyの続きを、またみなさんにお届けできるように、また日本とTake Thatの素敵なStoryをこれからもお伝えできればと思います。そして彼らが作り出す音楽とともに、Take Thatの歴史を楽しみましょう。