祝来日!Duran Duran・・・My Story Part4「Rio」

8月12日のFm yokohama「Radio HITS Rdio」ではジョン・テイラーのインタビューをオンエアーします。今夜聞けない方は、ラジコのタイムフリーで1週間お聞きいただけますのでぜひ〜。

セカンド・アルバム「Rio」は、Duran Duranにとっても、彼らの方向性を決定付けた作品となっています。「Hungry Like The Wolf」でアメリカ進出にチャレンジし、何度も何度も挑戦し、ようやくブレイク。ぱっとツアーして、MTVのムーヴメントにのってヒットしたわけではありませんでした。ツアーも何度もやっていたし、6週間かけて全米ツアーをしていたこともあります。そしてシングル盤も手を変え品を変えとリリースしました。そのあとはもう勢いが止まらなかったのはご存知の通りです。

私が彼らのライヴを初めて見たのは、初来日公演前のカンタベリーのショウでした。大きな体育館のような会場でTalk Talkをサポートに行ったショウ。赤を基調にしたウォーリアー・スタイルのファッションがとても華やかだったのを覚えています。

なぜカンタベリーだったか・・・・それはロンドンに着いたその日に、レーベルのインターナショナル担当のアンガスが「スヌーピー、今日カンタベリーでコンサートがあるから、今からすぐ車で行こう」ということで、休む間もなく向かったのです。もちろん日帰り、コンサートが終わり、彼らも疲れている中短いインタビューをして、ホテルのロビーでなぜかみんなと談笑。インタビューは短かったけど、談笑時間はある、という。当時理解できなかった私です。(笑) 実はその日が私の誕生日でした。レーベルのアンガスには伝えていたのです。まあその日ロンドンに着いた日に私は予定があったわけです。もちろんデュラン・デュランを優先するのは言うまでもありませんが・・・アンガスが気を利かせてくれて、バースデーソングをみんなに歌ってもらったという嬉しいハプニングだったのです。予定を変更してくれた友人には申し訳なかったけど・・・。そして私たちは夜中にカンタベリーを発ち、早朝、ロンドンに戻ったのでした。

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今やAmazonでお安く手に入る本(苦笑)ここに当時の様子を紹介しています。

その時のインタビューでも、彼らはセカンドに対する思いやアイデアを語っていて、それがどれだけ大きなプロジェクトであるかを私自身も感じていました。「Rio」は彼らがツアーを終えたあとすぐに、ロンドンでレコーディングされました。アルバムのカバーは、彼らの求めるアートと音楽の融合。メンバーの顔出しをやめ、彼らの世界観をイギリスのグラフィックデザイナー、Malcom GarrettがPatrick Nagelの作品を使ってデザインしました。

実は今回のツアーのラストソングは「Rio」です。「ネタバレやめてよ」とジョンに言われましたが、今やインターネットを調べればわかりますね(笑)。今回だけでなく、過去ほとんどのショウで「Rio」だったように思います。この曲をラストにしたのは、「セットリストを組む上で、大合唱となる「Rio」のあとに続く曲がない」とジョンは話していました。そうだったんだ〜。考えもつかなかったな〜。と新しい発見です。今回もセットリストにはかなりこだわるようなので、お楽しみに〜。

東京公演には、Chic featナイルロジャースのスペシャル・ステージもあります。