全英Top20について

80年代、約10年間続いたラジオ番組「全英Top20」。UKロックを紹介してきた大先輩の大貫憲章さんとラジオをご一緒できるってことで、すっごく緊張したし、わくわくしたのを覚えています。まだ20歳だったからね~。私!

この番組は、今振り返っても大貫さんにとっても、私にとっても、大切な時間だったように思います。それは、80年代の音楽が今でも愛されているということ、そして、あの時のサウンドが多くのアーティストに影響を与えているということ、そんなことを考えていると、UKの音楽を紹介する番組に出会えたことは、何にも代えがたい財産となったなと思うのです。
大好きなB’Zの稲葉さんと初めてお会いしたとき、どきどきして握手したいな~と思っていると、「ボク番組聞いていました。握手してください」って言われて舞い上がったっけ。ZIGGYのメンバーもそうでした。大貫さんの周りで、今はさまざまな分野でご活躍している人たちも、よくスタジオに顔を出してくれていました。誰かのアーティストのライナーで小山田圭吾さんが番組のことに触れていたり、そういったことを考えていると、すごく偉大な…番組に関われていたんだな、と思うのです。

最近出会った人たちの中にもそういった方々がいっぱいいて、私が忘れているような、番組で話したことも覚えていてくれて。嬉しいです。そんな昔のリスナーのみなさんや、今K-Popに夢中の、でも昔番組聞いていました、というみなさんなどと、一緒に時間を過ごしたいなと思います。
レコード会社のみなさんのご協力もいただいて、映像も用意できそうです。同録テープを探してくれたキョードーの山中さん、ありがとう。恥ずかしいけれど、笑えました。そう、この番組笑えたのです。必死だったから。

Queenのロジャーとジョンにインタビューしたカセットも出てきました。私の声がブリブリしていて嫌だけど、リクエストがありましたら、お聞かせしましょうw。何よりも、おいしいお料理と楽しいトークでみなさんと音楽を語り合いたいです。
(※このイベントは2014年12月9日に無事に終了いたしました)

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