Take That…My Story 7 第2期Take That

今日は「Wonderland」の発売日です。Take That…My Storyもそろそろ終わりになります。

再結成コンサートは、ロンドン・ウエンブリー・アリーナで行われました。会場中が全曲大合唱。4人の声が聞こえないぐらいの大声で歌うファンのみなさんの熱い思いを感じた時間でした。「Could It Be Magic」では、スクリーンにロビーが歌う姿が写しだされ、オリジナル・メンバーが揃わなくても、解散時とは違う状況であることが、ファンをより一層手放しに喜ばせた理由でもあります。

第2期Take Thatのスタートは、日本のメディアも参加できました。私もロンドンに行き、10年振りにTake Thatとインタビュー。ただしアットホームな、というシチュエーションとはほど遠い、規制のかかったインタビューでした。とにかくあれもだめ、これもだめのだめ出し連発で、士気が下がりそうな雰囲気が生まれていました。もちろん彼らは大物なのですが・・・。でもTake ThatはTake Thatですから、目の前にしたら、彼らは変わらず日本のメディアに優しいアーティストなのです。

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ロンドンの取材にて!取材に同行した宣伝の東郷さんは、ピリピリとした周りの雰囲気のなか、私のあれやってこれやってといった要求をしっかり聞くメンバーにびっくりしたと。。。

ロンドンの取材後には、来日プロモーションも果たしました。来日前に、日本のUniversalでは、Take Thatを勉強するために、洋楽チーム全体が集まり、Take That試験を敢行しました。みなさんまじめです。過去の映像を流したり、私が出題したテスト問題をみなさんに解いてもらったり・・・・。どのようにプロモーションしていったらよいかを考える時間となりました。来日も無事成功に終わりましたが、大きな場所でパフォーマンスする機会が少なかったのは残念なことでした。ラジオのインタビューでは、スタジオにギーボードを入れ、ゲイリーが弾き語り3人がバックコーラスをとりながら「Patience」を披露し、感動でした。また、番組のイベントにシークレット・ゲストとして登場してもらったり、楽しい時間も生まれました。

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その後Take Thatは、「Circus」「Progress」「Ⅲ」とアルバムをリリースしますが、日本のメディアに向けたインタビューが実現されることはありませんでした。過去ロビー・ウイリアムスのソロ、そしてこの3枚のアルバムのレーベル担当だった笹野依理さんはThatterファン。Take Thatがいたからこの業界に入ったという女性です。彼女のThatterファンとしての熱い思いが、EMI時代にBlueを日本でビッグにしたキャリアにつながっていきます。Blueの成功を礎に、ついにロビー、Take Thatの担当となった笹野さんですが、この時代に彼らの日本での活動がなかったのは残念。もちろん、リリースのたびに取材申請はしていましたが、毎回「できない」という返事ばかりでした。でも笹野さん、新谷さんと一緒にProgressツアーをロンドン・ウエンブリー・スタジアムで見ることができたのはとても良い思い出です。5人がステージに揃った時の感動は忘れられません。

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Progressツアー。笹野さんと!

そして新しい年になるとすぐに、現レーベル担当の高橋由紀子さんから新作が届いたという知らせが入りました。25周年という記念すべき年に、新作、ツアー、ミュージカルなどさまざまなビッグ・イベントが準備されているのは知っていましたが、アルバムの完成がかなり早かったのには驚きでした。今年は特別だから、アルバム・ライナーのために、なんとか電話インタビューをという思いを1月の段階からオファーしていました。結局ライナーの締め切りには間に合わず、資料がほぼない状態で原稿を書くことになりました。ギリギリまで待ってもインタビューの返事が来ないので、まずは原稿を入稿し、急にできるということになったら差し替えられるように準備もしていましたが、結局だめでした。

25周年もだめか〜と思っていた矢先、インターナショナル・デイの取材が設けられ、電話インタビューが実現されました。それも3月3日のひな祭りの日!実はこの日は、偶然にも業界のThatterが集まって、ワイワイガヤガヤTake Thatを語る会を予定していたので、あまりにも偶然な出来事にびっくり。新谷さんに通訳をお願いし、笹野さんは録音担当、高橋さんは海外とのやりとり、とみんなで分担して臨みました。たった10分強のインタビュー。それでもロンドンのレーベルからそろそろ終わってください、という割り込みがはいって。。。。その状況に申し訳ないと思ったのは他ならぬメンバーでした。マークは、「ツアーがあるから観に来て。そしたらインタビューをちゃんとやろう。それか日本で!」と。うん、今年は何か動きがあるな、とみんながワクワクした瞬間でした。

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妹沢さん、笹野さん、新谷さん

次回はTake That…. My Story最終回。インタビューの全貌をお届けします。Fm yokohama Radio HITS Radio」でお届けするインタビューの放送後にUpしますね。25日深夜26:00〜から昼寝して準備していてください。またリアルタイムで聞けない方は、放送後1週間ラジコのタイムフリーでいつでも聞けますので、ぜひチェックしてください。関東以外のかたは有料ではありますが、エリアフリーに登録してぜひ聞いてくださいね。